イベント紹介

サロン ・ ブルトン

11月25日(金)〜27日(日)、サン・ブリユで開催

主催者クロチルド・クレモン婦人との対談

サロン ・ ブルトン (Salon breton du Livre et du Gourmet)は何年前立ち上げられましたか?

今年で四年目になります。切っ掛けは一般に知られていないブルターニュのガストロのミーを紹介したいと思い始めたのが拠点です。ブルターニュのガストロノミーというと一般的クレープ、ガトー ・ブルトン、シードル位しか知られていない。イメージ的にも田舎的雰囲気ですよね。でもここの地方には1レベルの高いガストロノミーが秘められていると思います。

ブルターニュは海の幸と地の幸に恵まれています。そういうシンプルな素材を元とした洗練されたガストロノミーがあるんです。味わいがあってオリジナリティーもあって、鮮度に優れた素晴らしいお料理、海の幸と地の幸のマリアージュと言うのでしょうか。ここのグランシェフ達は馴染んだ素材を使って優れた料理を生み出す才能を持っている人達だと思います。

もう一つ私が気づいたことなのですが、ブルターニュの有名シェフ達、特にミシェランの星を獲得しているシェフ達は殆ど40歳以下の若手です。常にダイナミックで画期的でクリエーチブなレシピを生み出している。そういった人達はまだ変化も多く、成長して行くという面で話題性が強く思われます。

一般的に知られているブルターニュ料理はそれで良いと思うんです。それは確かに存在する物だし、美味しいと思う。でももう一つのガストロが存在する。それを紹介したくてサロンを設けました。

今年のサロンはいつ予定されていますか?

11月の最終週末、25日(金)〜27日(日)、サン・ブリユで開催されます。 サン・ブリユはブルターニュの中心であるし、パリからも交通が便利。またここの街には星付きシェフが3人も揃っています。ここの会場は元々自動車工場でした。改造されたビルの暖かさに引かれました。

今年は50件ほどの出展が予想されています。会場はそれ程広くない場所ですが、去年は毎日4000人の参加者だ溢れていました。観光シーズン外れで、参加者は本当にお料理に興味を持っている人達です。クリスマス休暇の3週間前ということもあってプレゼントを買い求めに来る人たちもけっこういます。素敵なお料理の本やウイスキーやサフロン等、適切な品が揃います。

展示する商品はクロチルドさんが選ぶのですよね。

ええ、殆ど口コミで探し出していますね。

今年はどういった作品が展示されるのですか?

今年はすごく美味しいチーズを見つけました。ブルターニュは塩入りバターで有名ですが、牛乳から作られるチーズがびっくりする程少数です。逆にヤギのチーズは多いのですが。

サロンではどういったイベントが企画されるのですか?

まずグランシェフ達のデモンストレーションがあります。 貝柱、カニ等ブルターニュの素材を使った料理のデモと味見のあとレシピーが配られます。ステージにはカメラマンもいるので、シェフ達のしぐさがスクリーンに拡大されます。少々入場料(7ユーロ)が掛かるんですが。去年はエスカルゴのレシピもありました。季節の素材を使うので秋冬の料理が主です。

もう一つ違ったデモが行われます。比較的小さな部屋で、地方の素材を使った簡単な料理の講演です。例えばフランスで有名な缶詰のパテを生存しているヘナフっていうブランドがあります。普段パテはパンに乗せて食べるだけのものですが、サロンではアシエットのレシピ等を紹介します。

更に今年は土曜の夜にスペシャルイベントを企画していています。三軒の星付きレストラン

Youpala Bistrot ( Jean-Marie Baudic)

Le Pesked (Mathieu Aumont)

La Vieille Tour (Nicolas Adam)

で行われるのですが、所属のシェフ達プラス、リヨンから4人のグランシェフを招待して開かれる盛大なイベントです。「4本の腕」って呼んでいるのですが、リヨンのシェフとブルターニュのシェフがペアで各々の土地の食材を持ち合わせて料理をするんです。リヨンからは

Philippe Girardon: MOF (meilleur ouvrier de France), 1 étoile Michelin Domaine de Clarefontaine

Olivier Pons: Hotel restaurant le Chateau D’Ige

Alain Lecossec: MOF (meilleur ouvrier de France): institut Paul Bocuse

Jérôme Faure: 1 étoile Michelin , Hotel du Golf

が招待されます。

楽しみですね。なぜリヨンから選ばれたのですか?

リヨンのシェフ達がブルターニュから貝柱を取り寄せているというのがきっかけです。

クロチルドさんはブルターニュ出身ですか?

母の実家が今私の住んでいるルコンケです。私自身はパリで育ちましたが、14年前にブルターニュへ戻ってきました。

クロチルドさんさんは日本に住まれたことがあるって聞きました。

ええ、1年半福山にすんでいました。神戸と東京にも少々滞在した事があります。

日本のどういったところがお好きですか?

食べ物は勿論、和食はフランス料理と同じくらい大好きです。美的感覚、服にしてもインテリアにしても家具にしても。

また日本はブルターニュと似ている面が多い。ブルターニュは島ではないけれど、両方とも海に面しているので扱う素材も似ているし、シンプルな料理の仕方という共通点もある。又この二つの土地の間で影響し合っている点もかなりあって。例えばワカメや海苔といった海草類はフランスの中でもブルターニュ独特の産物です。以前は化粧品や薬局品として使用されてきましたが、日本の影響を受けて食材と使われる様になってきました。殆どのシェフが海草を使っていると思います。

アオド(AOD) インターナショナルという会社名のには何か意味があるのですか?

ブルターニュ語でアオドは「大きい」という意味です。ブルターニュは海に面しながら世界中に広がりを持つ。そういった意味でインターナショナルとつけました。

サロンの主催は大変なお仕事だと思うのですが。

そうですね。でも私はお料理の世界が好きですし、大勢のシェフの方々や美味しい食材と接していられるので。また、新たな物を生み出すという満足感もあって。それは映画監督や作家が作品を生み出すのと同じ快感だと思います。イベントっていうのは当日まで上手くいくかどうか解らない。予期していなかったトラブルも起る。だから上手くいくと嬉しいですね。

 

リヨンのチャリテーイベント〜5月23日:日本人シェフによる協同製作ディナー

  • 日時:5月23日(月)20時
  • 場所:Restaurant Rue Le Bec, 43 quai Rambaud 69002 Lyon

リヨン滞在5人の日本人シェフによる協同製作ディナー:

  • Akira Nishigaki (L’ourson qui boit) ~ amuse-bouche
  • Katsumi Ishida (En mets fais ce qu’il te plait) ~ entree
  • Takao Takano (Takao Takano) ~ poisson
  • Sugio Yamaguchi (Rue le Bec) ~ viande
  • Tsuyoshi Arai (Au 14 février) ~ dessert

予約/お問い合わせ: Alfelis 09 5440 9365 又は alfelis@alfelis.com

  • 100ユーロ
  • 小切手宛先: Catastrophe Japon 2011 – Croix Rouge Francaise
  • 各テーブル10席

今回のイベントの5人のシェフの一員として参加される鷹野孝雄氏にお話を伺いました。
今回のイベントで鷹野さんは何を作られるのですか?
僕は魚をします。内容はまだ正確には決まってないんですけども。
参加者は200名くらいって聞いたのですが?
200を超えて250〜300いこうかって話をしているんです。
パティシエはどのたがされるんですか?
新居くんが。彼自体パティシエではないんですけれども。
リヨンだとこんな風に日本人のシェフが集まって良いですね
いや、パリでも Passage 53 の佐藤さんが Paul Bert のブラッサリーで200人規模のものをやったと思いますね。すごく成功だったみたいですよ。その時は佐藤さんの料理とブラッサリーですね。僕たちがやろうとしているのはギャストロって言葉は好きでないんですが、ギャストロって人が呼ぶ様な料理を一皿ずつ持ち合って。リヨンでこんだけ集まったら、こんだけのことが出来るって、勿論集まる金額の規模はパリとリヨンの違いってあると思います。でも僕たちの廻りにこれだけ賛同してくれる人が沢山いるんはすごく嬉しいですね。

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